なんのこっちゃと思われるかもしれませんが、書いた通りです。
Lenovo の 新しい YOGA Tablet 2 には Anypen テクノロジーと呼ばれる新しいペンテクノロジーが備わっています。細いペン先であれば専用スタイラスで無くても、それこそタブレット用にある先が円いぷにぷにしたペン先で無くてもペンになります。
では、それは Windows 上ではどう扱われているのか?
Windows 8 のポインティングデバイス
Windows 8 では様々な入力方式が異なる入力として認識・処理されています。とくにポインティングデバイスとしてはこれらが全て個別に認識されています。
- マウス入力
- タッチ
- スタイラスペン
- タッチパッド
これにより、スタイラスペンで描画しながら、タッチ操作で拡大縮小し、マウスホイールでパネルをスクロール、タッチパッドで画面全体を制御、なんてことができます。もちろんアプリがそれをちゃんと個別処理していれば、ということになりますが。
ちなみに、例えば iPad であればタッチのみになりますので、専用ペンといってもタッチをエミュレートしていることになります。
YOGA Tablet 2 の Anypen はタッチエミュレートだった
さて、実機を触る機会があったので、確認したところどうやら YOGA Tablet 2 の Anypen テクノロジー(のドライバーの作り)はOSから見たら、スタイラスペンではなくタッチ入力のエミュレートの様であった。
タッチの四角的フィードバックをONにするとわかるが、ペン先にもタッチと同じ視覚的フィードバックが現れる。もちろん使用上問題はないがアプリには注意が必要である。
YOGA Tablet 2 の Anypen の注意
- ストア版のONE Note ではペンで描けない
たしかストア版の ONENote はペンでしか描画ができない。タッチでは操作ができるが線や文字を書くことはできない。そのため One Note で描く場合はデスクトップ版を使う必要がある
- たまに、手のひらをついた時にタッチと認識される
手のひらが画面に触れたときにタッチとして認識されてしまうことがあるのは、この機種だけでなく度の機種でも言えることだが、手を置いて書くときに、手を置いたり話したりする際にこの現象が起き、突然変な線が書かれてしまうことがある。
とはいえ ストア版の OneNote 以外ペンとタッチで大きく処理が異なるアプリはほぼ見たことが無いので、特に困ることはない。むしろタッチとして認識されるのであればかなり広い使い道が期待できる。
出来そうでできなかった爪先ドラッグ
そういう意味で、静電式タッチパネルになってできなくなってしまったことの一つに、「(とくに女性の)爪先でタッチパネルを処理する」ことができるようになった。
ペンもいらない、爪先で正確にタッチ画面を操作できるって、これによってWindwos の使用感は格段に変わってくる。だってデスクトップの細かい操作だってこれでできちゃうんだから。AnyPen は Windows 8 との Mariage によって最大の効果をもたらす!
Lenovo さん!ぜひ Anypen テクノロジー搭載の Windows Phone を出してください!
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